hima-kabocha’s diary

暇な大学生の日常 毎日お昼更新

2019/6/17 コンサルはやっぱキモい

 こんにちは。ビットコインの価格が100万円を越えましたね。かなり低迷してただけに久しぶりなバブルですが、どうやら機関投資家が買いをいれてるみたいですねぇ。それだと昇り調子で上がっていくでしょうが、彼らも来年の4月までは保有できないんで、(一年ごとに利確して手仕舞しなければならないため)その時期の下がり幅が気になるところ。今は正直買うには遅く、売るには早いといったある意味もっともデイトレードが捗る期間かと言えますね。ま、あくまで遊び程度に保有してみてもいいかもですね。

 

それはともかく、とある機関車からコンサルのインターンへ参加するための問題を提供されたんですが、なかなか面白い。問題は

インターンへの応募者全員が素数を一つ選ぶ。選ばれた素数のうち50人以下が選び、最小のものを選んだものへインターンの参加が認められる。その数字と選んだ理由を述べよ。」

というものですね。要はインターンへの応募者をフェルミ推定で割り出して、そのうちの少数が選んだ素数を自分も選ばなければならないっちゅーことです。理由とともに。

 

数字が合っていた人はガチでインターンに参加できるのでアツいんですが、問題の意図は、自分の思う数字をどれだけの説得力をもって説明できるかってことです。(コンサル会社ですから)

 

おおよその応募者は全国の大学生の内偏差値65以上くらいで、かつこのコンサルを受けるような人で割り出せるので1500人程度と見積もれますが、素数に関してはなんとも…。

 

これは全員の選択が最小の素数2を中央として標準正規分布に従って選ぶとして(右だけの山)、50/1500=3.3%の人間が選ぶ偏差値に該当する素数を選択…みたいな話でもなく、ゲーム理論の応用なんですね。この場合は全員のコミュニケーションと拘束力が存在しない非協力ゲームと言えます。

 

ゲーム理論的には最小の素数を割り出して選んだとしてもロジックが他の応募者と同じ場合条件はみたされず、全員の効用が最大となるナッシュ均衡は存在しないわけで、もうはなから素数をあてにいく問題ではないことだけが解ります。

 

と、いうことで僕が思うに最小の素数である2を自分の解として、ロジックを後付けするしかないと。もちろん2は最終的な答えではないはずですが、コンサルに求められる素養は宝くじをあてる力じゃなくて説得力なので…。(2以外にうまく理由をつけられそうな素数もあんまないしね)

 

てことで、やらしい問題ですがみなさんも考えてみてください。実際の業務ではもちろん統計を地道にとっていくんでしょうが、これはそれを前提としないのでなかなか深みのある議論になるでしょう。

 

おやすみなさい。